
院長佐藤滋樹
1983年名古屋市立大学医学部卒業後、同大学病院や多治見市民病院で勤務。呼吸器内科を専門とし、診療のほか研究、ガイドライン作成、教科書の執筆、公開講座の講師などに携わる。その後、地域住民により近い場所で診療をするため2012年に開業。
呼吸器疾患や生活習慣病などを中心に
内科全般を幅広く診療いたします
私は名古屋市立大学病院に20年以上在籍し、呼吸器内科を専門に総合内科などで診療を重ねてきました。当院でも、喘息や肺気腫、慢性気管支炎、肺炎、肺がん、睡眠時無呼吸症候群など、呼吸器の疾患を幅広く診ています。また、全身のあらゆる場所に肉芽腫ができるサルコイドーシスの診療や、高血圧をはじめとした生活習慣病の患者さんの診療も行っています。
当院で対応できない重症な症状の場合は、名古屋市立大学病院をご紹介しています。すぐ目の前にありますし、よく知っている先生方が多数在籍しているので、安心して任せることができています。また、地域のクリニックとも連携していますので、まずは窓口のような感じで気軽にご相談ください。
より良い治療をするために、何より患者さんのことを知りたいと思っています。そのため、初診時に記入していただく問診票の項目が多いと感じるかもしれませんが、可能な範囲でお答えいただけるとありがたいです。病気のことだけでなく、雑談をしながら親しみを持ってもらえるような関係を築いていければと思います。
喘息の治療に注力
気道の状態を測定する専門の機械を導入。吸入薬は症状や通院頻度に合わせて処方するほか、正しい吸入方法もお伝えしています。
一般内科の診療にも対応
大学病院の総合内科での診療経験を生かし、高血圧や脂質異常症、糖尿病など生活習慣病の治療を提供。特定健診も行っています。
コミュニケーションを大切に
一方的な対応にならないよう、患者さんの意思を尊重しながら一人ひとりと丁寧に向き合うことを心がけています。
病診連携の充実
院長は、名古屋市立大学病院など他病院の先生方と広く交流があるので、必要な場合はすぐ綿密に連携することができます。
内科
「臓器を診るのではなく、全身を診る」をモットーとし、患者さんの全身ケアに努めています。少し珍しい病気ですが、全身のあらゆる場所に肉芽腫ができるサルコイドーシスは、専門で診るクリニックが少ないこともあってか、遠方から相談に来る方もいらっしゃいます。また、高血圧の患者さんの来院も増えているほか、脂質異常症や糖尿病など生活習慣病の治療、特定健診も行っています。
呼吸器内科
風邪はもちろん、気管支炎や喘息などの治療を行っています。他にも、肺気腫や慢性気管支炎(COPD)、肺炎、抗酸菌感染症(結核・非結核性抗酸菌症)、肺がんといった症状にも対応しています。咳や息切れ、ゼーゼーといった喘鳴(ぜんめい)など呼吸器疾患でお困りの方は、遠慮なくお越しください。また、いびきや睡眠時無呼吸症候群の診療もしています。
高血圧
高血圧は、本態性高血圧症と二次性高血圧症に分けられます。8~9割の方は本態性高血圧で、食塩の過剰摂取や遺伝的要因など複数の要因が組み合わさって起こります。二次性高血圧は、副腎ホルモンの異常や腎臓病などが原因です。まずは、血液検査などでどちらに起因するのかを調べ、降圧薬を処方します。症状によっては、名古屋市立大学病院など関連病院とも連携し、治療を行います。
気管支喘息、小児喘息
慢性的な炎症によって気道が狭くなることで空気が通りにくくなり、咳や痰、喘鳴、息苦しさといった喘息症状を引き起こします。アレルギーのある方はなりやすく、小児では9割がダニアレルゲンに対する抗体を保有しています。当院では、10歳以上の喘息治療を行っています。薬の種類や量は、年齢や重症度に合わせて判断。根気よく治療を継続することで、症状をコントロールします。
予防接種
インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチン、帯状疱疹ワクチン、新型コロナウイルスワクチンといった予防接種を行っています。ワクチン接種には予約が必要となりますので、052-859-1007までご連絡ください。
さとうクリニック
名古屋市営地下鉄桜通線 桜山駅